哲
てつ
名詞頻度ランク #10948 · 青空 2050 例
標準
sage
文例 · 用例
それに猶、諸君も嫌ひではない冗舌は、此処に十分に按配されてをり、直き直きに抽象語を以てしなければ、かの「意味がない」と云つて嘯く、平盤な心情の人達のためには、十分哲学的学術的な言葉も此処には見出されるのである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
中には、それはおまへの今ゐるのが何の変哲もない峠道のことで、闇夜のことだし草一本満足には見えぬ有様だからだらうなぞ思ふ人もあるかも知れぬ。
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
そのがつしりした鉄のやうな腕は、すべての不健全なもの、非人倫的なもの、神秘的なもの、病感的なもの(もちろんその中には私の詩にみるやうな哲学も含んで居る)及び人生の幸福に有害なる一切の感情を弾きとばすことに熱して居る。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
人はよく生きるためには、絶えず高潔な感情を求めて、現実の生活そのものを充実した美しさの上に、がつしりと、しかも肉体的に築きあげねばならないと言ふのは、彼の叙情詩の凡てが語る所の哲学である。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
かうした彼の哲学(人格の語る哲学であつて思想の語る哲学ではない)は、ある意味に於て、あの偉大なる古代ギリシヤ人のそれと全く共通する。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
そこには近代文明の不幸な疾病が憧憬する所の、あの美しく明るい健康の哲学がある。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
私共が互にその対手に認めて崇敬しあつたものは、思想でも哲学でもなく、ただ「人間として」のなつかしい人格であつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
)芥川君と僕との會話は、いつも生活の意義を懷疑したり、生死の問題を論じたり、宗教哲學に關することばかりであつた。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
作例 · 標準
古代ギリシャには多くの哲がいて、人類の思想に大きな影響を与えた。
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彼の言葉は、まるで哲の教えのように心に響いた。
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あの老人は、村の哲として皆に尊敬されている。
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標準
sagacity
作例 · 標準
彼の判断には、常に深い哲が感じられる。
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長年の経験から培われた彼の哲は、多くの人々を導いた。
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あの棋士の指し手には、恐ろしいほどの哲が秘められている。
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