防音室
ぼうおんしつ
名詞
標準
soundproof room
文例 · 用例
彼は二万円近くの金を犠牲にし、旅順大学の研究班をダシにつかって、その邸内の一隅に、実験室外には音響の洩れないという防音室を建て、多くの備付器械のうちに、予め、子宮の寸法から振動数をきめて、そのような都合のよい音を出す器械を混ぜて購入したのだった。
— 海野十三 『振動魔』 青空文庫
あたりは、防音室の中にいるように、物静かだった。
— 蘭郁二郎 『植物人間』 青空文庫
わしは火星人に、自分のしゃべることをけっして聞かれないために、苦心の結果、この防音室をつくった」 と、博士はまわりのかべを指さしながら、「これだけ厚い金属のかべでとりかこみ、そうして、音も電気も磁気も、それから放射能も全然さえぎるような仕掛をつけてある。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
放送局の防音室の中にあるものは、静かさではなく、音の死骸なのである。
— 中谷宇吉郎 『大雪山二題』 青空文庫
ミーヨがコーヒーをわかしにキチンへいき、ぼくは防音室のカーペットに寝そべったままでいると、電話が鳴った。
— 片岡義男 『彼のオートバイ、彼女の島』 青空文庫
作例 · 標準
ピアノの練習用に、自宅に防音室を設けた。
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このマンションには、各戸に簡易的な防音室が備えられている。
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ボーカル録音のために、専門の防音室を利用した。
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