幻辞.com

非政治的

ひせいじてき
形容動詞
1
標準
apolitical
文例 · 用例
実際、啓蒙が宣伝其他と異る処は、それの或る限度に於ける非政治的特色であった。
戸坂潤 啓蒙の現代的意味と役割とについて 青空文庫
――カントの如きは啓蒙の概念を定着するに際して、之をプロシャ化さねばならなかったために、啓蒙の一応非政治的であるという実は極めて活動的な規定をば人の油断している間に、却って極めて制限的な規定にすりかえて了ったのだ。
戸坂潤 啓蒙の現代的意味と役割とについて 青空文庫
かくてカントは、啓蒙が一切の意味に於て非政治的であるということを、即ち政治的変革のファクターではなくてただの文化的向上の槓杆だということを、啓蒙的にシステマタイズして了ったわけだ。
戸坂潤 啓蒙の現代的意味と役割とについて 青空文庫
つまりカント風の解明によると、啓蒙の一応の非政治的特色(之は実はそれが一つの政治的活動であるが故にこそ必要な特色だ――丁度文学が本当に政治的な活動力を有つためには下手に政治的になることは許されないように)を逆用して、之を本当に非政治的な特色へ引き直して了う。
戸坂潤 啓蒙の現代的意味と役割とについて 青空文庫
ファッシズム反対の広汎な民衆のフロントが問題になる時、この一応非政治的で純文化的な政治的文化活動こそ、その処を得て最も有効に活躍し得る時であり又、しなければならぬ時でもあると考えられる。
戸坂潤 啓蒙の現代的意味と役割とについて 青空文庫
その理由はさし当り、啓蒙という観念の有っているその政治的な特色とそれの一応の非政治的純文化的特色とのからみ合いがリアリスティックに的確に把握されていなかったことにより、又幸か不幸か、今日までそういうリアリスティックな把握を強制されるような情勢に立つことがなかったということにあるのである。
戸坂潤 啓蒙の現代的意味と役割とについて 青空文庫
こうして、人民戦線の提唱のとき、もう近代の民主的主張をひっこめて、非政治的に、非社会的にそれを提案した日本の一部のインテリゲンツィアは、その後ひきつづく人間復興という文化上の提唱でも、全く骨ぬきの、口先弁巧に陥らないわけにはゆかなかった。
――インテリゲンツィアと民主主義の課題―― 誰のために 青空文庫
そしてそれは政治というものを軽蔑して文化を重んじるという、反政治的ないし非政治的傾向をもっていた、それは文化主義的な考え方のものであった。
三木清 読書遍歴 青空文庫
作例 · 標準
裁判官として、彼女は決定において非政治的でなければならない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
その組織は、すべてのコミュニティに奉仕するために非政治的であることを目指している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、仕事に集中するために私生活を非政治的に保つことを好んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
非政治的(ひせいじてき) — 幻辞.com