突然
とつぜん
名詞-の形容詞形容動詞副詞頻度ランク #1771 · 青空 12589 例
標準
abrupt
文例 · 用例
「いいかオイ……」と突然三田村はその重さうな頭をハネ上げて続きを始めるのだつた、「俺がついててやるから安心しいろい」「うん、うん」と私は相変らず吊り込まれて承知するのだつた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
若しも此の時突然知人の誰かが声を掛けたとしたら、私はニコニコしだすかも知れないし又、愚鈍な瞳で力なく返事するかもしれない。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
僕の方でも、同じやうな感想を抱いて居たので、突然自殺の報告に接した時は、裏切られたやうな怒と寂しさを感じた。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
4 私が田端に住んでる時、或る日突然、長髮瘠躯の人が訪ねて來た。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
自分は前から、室生君と共に氏を訪ねる約束になつてゐたので、この突然の訪問に對し、いささか恐縮して丁寧に禮を返した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
11 それから暫らくして、或る夜、突然芥川君が訪ねてきた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
大隅君が渡支して五年目、すなわち今年の四月中旬、突然、彼から次のような電報が来た。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
ところへ、突然、れいの電報と電報為替である。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫