小売商
こうりしょう
名詞
標準
retail trade
文例 · 用例
彼らは疑いもなく、貴族、大商人、弁護士、小売商人、株式仲買人――|上流社会の者や、社会の俗人――閑人や、自分自身の仕事に忙しく携わり、自己の責任の下に業務を行なう連中――である、彼らは大して私の注意を惹き起さなかった。
— THE MAN OF THE CROWD 『群集の人』 青空文庫
けち臭い物を扱つてるぢやないか、君も未来の商人にならうていふのなら、こんな小売商人の真似なぞ止して、早く外国へでも踏み出すんだね。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
小さい商売を定った顧客対手にしつつ、その間で金を蓄めようとする小売商人は根性がどうも立派でない。
— 宮本百合子 『是は現実的な感想』 青空文庫
日本の小銀行の多かったこと、小新聞の多いこと、小売商の多すぎることなどと共通の現象である。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
わざと中洲――福岡市に於ける第一流の小売商店街――を行乞した、行乞相はよかつたけれど、所得は予想通りだつた、二時間で十五銭、まあ百軒に一軒いたゞいたぐらゐだらう、いたゞかないのになれて、いたゞくと何だかフシギなやうに感じた。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
これらの施設のためには、従来の投機的資本家や、問屋や、小売商人からの反対運動と戦わねばなりません。
— 与謝野晶子 『食糧騒動について』 青空文庫
私は東京の田尻市長が、市営の廉米を、纔かに一週間にして、市内の白米小売商に依托したような妥協姑息の精神を排斥したいと思います。
— 与謝野晶子 『食糧騒動について』 青空文庫
飾窓の意義と、窓硝子の価値を知らないで、近代都市の小売商になるなど、田舎であればこそである。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの小売商は、地域に密着したサービスで顧客に愛されている。
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彼は大学卒業後、家業である小売商を継ぐことを決意した。
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今日の小売商は、オンライン販売を取り入れることで販路を拡大している。
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