甘辛い
あまからい
形容詞
標準
salty-sweet
文例 · 用例
甘辛い樹皮の香りに魂を奪はれた彼等は、シヤベルや箆を携へては朝となく夕べとなく来襲した。
— 牧野信一 『肉桂樹』 青空文庫
」 あしもとの地面は、あちこちと土がはね返され、傷つけられた樹根の皮が生々しくむき出されて、甘辛い刺戟の香がつん/\と鼻先を突いた。
— 牧野信一 『肉桂樹』 青空文庫
甘辛い鮮かな味はするけれど、気味は悪い。
— 吉江喬松 『伊良湖の旅』 青空文庫
甘辛い油揚げの中にいっぱいつまった飯、じとじと汁がたれそうなかんぴょうの帯。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
なぜなら、安々とたやすく快楽が享けられるために、彼らは我々のようにその甘辛い刺激が味わえないからである」と。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
たしかに甘い、東京のは甘辛いのだが、こっちのは甘いだけだ。
— 昭和三十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日甘辛いについて考えている。
甘辛いという言葉は日本語で重要だ。
彼は甘辛いの意味を理解している。
この文には甘辛いが含まれている。