雄弁家
ゆうべんか
名詞
標準
orator
文例 · 用例
」 庄亮はと見ると、本来が雄弁家だが一人で喋舌ってもわるいと思ったかして、簡単に「皆さん、ありがとう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
天下に極めて無言なる者あり、山岳之なり、然れども彼は絶大の雄弁家なり、若し言の有無を以て弁の有無を争はゞ、凡ての自然は極めて憫れむべき唖児なるべし。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
釈宗演和尚は人も知る禅風練達の英僧、且つ雄弁家で的野代議士の崇拝の的であった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
或る材木商の如きは、同氏に話込まれたために新義州の材木に手附を打ち損ね、数万円の損害を受けたという程の雄弁家である。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
数万の聴衆を飽かせない大雄弁家でも、「とにかくおれの演説はうまいだろう」 という気もちを鼻の頭にブラ下げて壇を下れば、人々の頭には演説の趣旨は一つも残らずに只、「うまいもんだなあ」 という印象だけが残ります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
一一 藤原は、そのいつもの、無口な、無感情な、石のような性格から、一足飛びに、情熱的な、鉄火のような、雄弁家に変わって、その身の上を波田に向かって語り初めた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
かつて、弁士エウチアスに重罪犯として訴えられた時、その情夫の一人で大雄弁家なるフペリデースに弁護されしもややもすれば負けそうだった。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
」 信一郎の興奮は、彼を可なりな雄弁家にしてしまった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
彼は生まれながらの雄弁家で、どんな場面でも聴衆を魅了する。
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その政治家は、国民に人気の雄弁家として知られている。
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雄弁家になるためには、日頃からスピーチの練習が欠かせない。
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