演説家
えんぜつか
名詞
標準
speaker
文例 · 用例
」「へん、躄の人力挽、唖の演説家に雀盲の巡査、いずれも御採用にはならんから、そう思い給え。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
婦人はよろしく婦人の天職を守るべしとは、多くの学者、文人、説教者、演説家等より我々の常に承るところなるが、そのいわゆる天職とははたしていかなるものなるか、それがハッキリと定められざるかぎりは、いかに温良、貞淑、従順なる今の世の婦人といえども、これを守らんことすこぶる困難なるべし。
— 堺利彦 『婦人の天職』 青空文庫
当日の演説家を案内して、会場へ入つて来た背の高い司会者は、先づ起つて、この名高い政治家を聴衆に紹介はしたが、そのなかに次ぎのやうな言葉があつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
そして口にこそ出さないが、こんな感興の後では、デピユウ氏のやうな場慣れた演説家でもさぞやりにくいに相違あるまいと思つた。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
「御主人役を初め淑女紳士諸君……」この名代の演説家は、落着き払つた態度で口を開いた。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
この名高い演説家の考へでは、広い会場で、大勢の聴衆の前で、自分の息子が滝のやうな雄弁をふるつてゐるのを見るのは、老年の母にとつてどんなにか嬉しからう。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
演説家の妻 仏蘭西自然派の文豪フロウベエルは、自分の作物が出来ると、きつと召使の婆やに読んで聞かせたものだ。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
演説家の女房の中には、わざわざ演説会場まで出掛けて行つて、自分の良人が蟹のやうに手を振上げて大声に喚き散らしてゐるのに聴き惚れてゐる者がある。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
その演説家は、ユーモアを交えながら、聴衆を惹きつける話術の持ち主だ。
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彼は、社会問題に対する鋭い洞察力を持つ演説家として、広く知られている。
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若手演説家たちが、次世代のリーダーシップについて熱く語り合った。
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