猛追
もうつい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
hot pursuit
文例 · 用例
逃がしてはなるものかと、青江機は猛追撃をしています。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
……と見るや、敵は城をひらき、どっと飛虎峪の嶮まで猛追撃してきたが、ここにも伏兵がおかれていたので、逆に彼らは大いたでを負って、逃げもどってしまった様子。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
とばかり存分な攻撃をとり、図に乗せて、こんどは徹底的に、猛追して来るであろう。
— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫
踏みとどまった柴田勢には、新たに、佐久間の一隊が援けに加わったものらしく、猛追の拍車をかけて蔽いかかった秀吉軍とのあいだに、物凄い咆哮と血風を喚び起していた。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
琴の音はもうついて来ぬ。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
道や枯草、藁積などには白く霜が降り、金色にさしてくる太陽の光が、よい一日を約束していたが、二十年も正月といえば欠かさず一緒に出かけた松次郎が、もうついてはいないことは一抹の寂しさを木之助の心に曳いた。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
「実のところ、事件についての見当はもうついているのだが、聞けることは聞いておいても損はあるまい。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
もうつい夜が明けていくのではないかと思われる頃、すぐ下の庭で、「宿直をいたしております」 と高い声で近衛の下士が言った。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
レース後半、2位の選手が驚異的なスピードで首位を猛追している。
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序盤の大幅な遅れを取り戻すべく、後半戦は一転して猛追を仕掛ける作戦だ。
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締め切り直前、彼は猛追の勢いで残っていた大量の仕事を片付けた。
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