免許状
めんきょじょう
名詞
標準
license
文例 · 用例
――稲葉家の格子へ巡査が来て、お孝にお前んの身の上|話いて、――何が嬉しい、……俺は二階で聞いて胆魂が煮くり返るに、きゃっきゃっきゃっきゃっと笑うて、情事の免許状ようなものを渡いて帰った。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
其の当時は、医師に免許状を持たした時で、それまで医師をやっていた家へは、内務省からお情け免状をくれました。
— 田中貢太郎 『薬指の曲り』 青空文庫
政雄は運転手の免許状をとりあげられて運転手ができないので、郊外の自動車会社に助手として雇われようと思って、その町へ移って来て口を探しているうちに女を襲うようになっていた。
— 田中貢太郎 『女の怪異』 青空文庫
あれも今日から免許状が下りて一人前になったちゅうて喜んでな」「どうぞお大事にして下さい」やはり私はその場を外した方がいいと考えたので、そう云うと戸口の方へ進んで行った。
— 金史良 『光の中に』 青空文庫
しかしトラスト(二〇)は不思議なほど繁盛する、値段が途方もなく安いから――天国へ行く切符代の御祈祷も、立派な公民の免許状も。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
そしてこの頃以後の人形がどの程度のものであり、どう云ふ經路に依つて發達したかと云ふことも到底適確には知る由もないが、操の各座元にはそれぞれ綸旨の寫しと、櫓の免許状と云ふものを持つてゐる。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
源之丞座にある鷹匠家の人足帳と云ふのは彼等が矢張り同家に隷屬してゐることを示し、後代既に人足の用は足さず、人形操のやうな遊藝を專業とするやうになつても部族の傳統を墨守して人足帳を保持すると同時に、一方に於てはその遊藝興行の免許状や定紋提灯の使用なぞの特權に依つて種々の利益を得てゐたのである。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
「対話させる術」――なんでもない術のやうであるが、そして、外に何等の才能を持ち合せてゐないものが、これだけで劇作家の仲間入をしてゐるやうなのがあるにはあるが、これがつまり、「戯曲が書けるか書けないか」の免許状みたいなものになるわけであるらしい。
— 岸田國士 『対話させる術』 青空文庫
作例 · 標準
医師免許状の取得には、長い年月と厳しい試験が必要だ。
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建築士の免許状を更新する時期が来た。
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この資格があれば、特別な免許状なしにその業務を遂行できる。
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