十干
じっかん
名詞
標準
ten celestial stems (two types each of wood, fire, earth, metal, water)
文例 · 用例
御亭主が暦を披いて十干十二支を調べながら産婦に対つて、「丁度好い日だぞ上何で生れ年月の如何に因りませう。
— 幸田露伴 『運命は切り開くもの』 青空文庫
十と十二の最小公倍数は六十であるから十干十二支の組み合わせは六十年で一週期となる。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
十進法というのは言わば単式の数え方であって十干だけを用いると同等である。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
おもしろいことには、偶然ではあろうが、太陽黒点の週期が約十一年であって、これが十干の十年と十二支の十二年との中間に当たっている。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
およそ世の中に、運命が自己の生誕の日の十干十二支や、九宮二十八宿やなんぞによつて前定して居るものと信じたり、又は自己の有して居る骨格や血色やなんぞに因つて前定して居るものと信じて、そして自己の好運ならざるを歎ずる者ほど、悲しむ可き不幸の人は無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
およそ世の中に、運命が自分の誕生の日の十干十二支(年回り)や、九宮二十八宿(星回り)なんぞによって前定していると信じたり、又は自分の持つ骨格や血色なんぞに因って、前定しているものと信じて、そして自分が幸運でないことを嘆く者ほど、悲しむべき不幸な人はない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
さて本元の支那人が十二禽から十二支を別に立てたのはよいが、十干の本たる木火土金水の五行をそのまま木火土金水と有形物の名で押し通したから、火は木を焼いて水に消さるなどと相生相尅の説盛んに、後世雑多の迷信を生じた。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
月を定めて、日は十干によるのが、其である。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
作例 · 標準
十干と十二支を組み合わせて、暦や占いに用いられる。
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干支は、十干と十二支の組み合わせで、一年や人の生まれ年を示す。
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古代中国では、十干は物事の順序や周期を表すために使われていた。
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