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下痢止め

げりどめ
名詞
1
標準
antidiarrheal
文例 · 用例
医者は下痢止めの薬をくれたが、ぼくが石油をのんだというと、彼は無茶なことをすると、驚いた顔をしたので、ぼくは、轡川の顔を情無く思い浮べながら、婦人雑誌の例をあげて弁護めいたことを言った。
織田作之助 ひとりすまう 青空文庫
母親に頼んで三度三度お粥を運ばせたり、自身に下痢止めの薬を買って来て飲ませたりしたので「サテは駒吉さんの種であったか」という噂がパッと立った。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
すると次兄の声はふいに先刻のように大きくなって、「それなら下痢止めの高価い良い薬が、ちゃんと買ってやってあるではないか、何故あれを使わない」「あれと同じ炭末なら、病院でも服んでいるの」 次兄の声は途切れた。
鷹野つぎ 草藪 青空文庫
種痘はペン先の古きを砥いで之を行ひ、注射の針は八回に及ぶも之を替へず、下痢止めには懐炉灰を飲ませ、細君のお産は三日目に床上げをさせるのである。
岸田國士 風邪一束 青空文庫
病気の根源を知らずに、無闇と解熱剤や下痢止めを飲むことは、却って病状を悪化する。
中谷宇吉郎 捨てる文化 青空文庫
それは一つには、下痢を催すと下腹が痛んで苦しがるので、下痢止めを飲ませるせいなので、下痢を止めると身ぶるいが来て熱が上る。
下巻 細雪 青空文庫
下痢止めの六和湯を煎じるやら粥を煮るやらで、同囚のたれ一人、宋江の日頃の徳を、ここで報わない者はない。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
作例 · 標準
長時間のバス旅行の前には、万が一に備えてお守り代わりに下痢止めをカバンに入れておく。
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お腹の調子が悪いのだが、すぐに会議が始まるので、とりあえず市販の下痢止めを飲んでその場を凌ぐことにした。
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下痢止めは一時的な症状の緩和には役立つが、感染症が原因の場合は安易に使うと逆効果になることもある。
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