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分間

ふんかん
助数詞頻度ランク #5124 · 青空 1824
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文例 · 用例
たゞ眠りに入る一寸前、小さい声で十分か二十分間位呟くくせがあり、その呟きに対して答へると聞きちがへてダダをこねはじめたりすることがあるのは欠点だ。
中原中也 草野心平詩集『母岩』 青空文庫
それより以前には、私の左の横顔だけを見せつけ、私のおとこを売ろうとあせり、相手が一分間でもためらったが最後、たちまち私はきりきり舞いをはじめて、疾風のごとく逃げ失せる。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
学問なぞは、人が芸術家であれば、耳学問で十分間に合ふやうになつてゐる。
中原中也 芸術論覚え書 青空文庫
分間の閑も惜しく、タイムイズマネーで忙がしく市中を馳け廻つてる大阪人が、かうした東京の喫茶店風景を見て、いかにも閑人の寄り集りのやうに思ひ、むしろ不可思議に思ふのは当然である。
萩原朔太郎 喫茶店にて 青空文庫
私が二、三日前、ふと夜店で手に入れた天保七年の御江戸分間地図を見ると、道三橋から竜の口、八代洲河岸にかけて、諸大名や、林|大学頭の御上屋敷、定火消屋敷などが立並んでいる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
彼は鼻の穴に指を突っ込んで、鉄筋コンクリートのように、鼻毛をしゃちこばらせている、コンクリートを除りたかったのだが一分間に十才ずつ吐き出す、コンクリートミキサーに、間に合わせるためには、とても指を鼻の穴に持って行く間はなかった。
葉山嘉樹 セメント樽の中の手紙 青空文庫
私は、おそらく、五分間もそうしていた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
主人は私に退屈させまいとして懐から東海道|分間図絵を出して頁をへぐって説明して呉れたりした。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
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