擬声語
ぎせいご
名詞
標準
onomatope (i.e. word formed by onomatopoeia)
文例 · 用例
パ行音は語頭には用いられない(パット、ポッポト、ポンポンのような擬声語は別である)。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
第二期においては本来の国語では擬声語のほかはパ行音が語頭に来ることはなかったが、しかし、西洋と交通の開けた結果、西洋語が国語中に用いられたため、多少パ行音ではじまる語が出来たが、この期においてことに明治以後、多くの西洋語を国語中に用いるようになって、パ行音を語頭に用いることが多くなったのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
だいたい、この正式名称からして、「バタン」という擬声語だ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
ぼてと言ふ籠の名が擬声語でないことは他にも証拠がある。
— 折口信夫 『髯籠の話』 青空文庫
※擬声語と語尾との粘着言語の起原を擬声にありとする学者もある程で、とにもかくにも吾々の思想表現の発程に大なる勢力を、此の類の言語が持つてをつた事は事実である。
— 折口信夫 『日本品詞論』 青空文庫
擬声語は副詞の語根ともなるべきものであるから当然体言である。
— 折口信夫 『日本品詞論』 青空文庫
とゞろく とよむ そゝぐ よゝむおどろく ころぶ うごく すゝるせゝらく すふ ふく さわぐきしる たゝくこれらの語根をなしてゐる擬声語は、総て副詞的の職分を持つてゐる。
— 折口信夫 『日本品詞論』 青空文庫
四つの蹄を火と熱せさせるこの言葉は、ラ・フォンテーヌの次のみごとな詩句を全部一つのいかめしい擬声語につづめたものである。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
ウィキペディア
擬声語(ぎせいご)とは、声などを字句で模倣したものである。本稿では便宜上、擬音語(ぎおんご)と擬態語(ぎたいご)の2つの総称として「擬声語」を見出しに使う。一般的に、擬音語と擬態語を総称してオノマトペという。擬音語は人、動物、物が発する音を表現し、擬態語は音がない雰囲気や状態を表現する。
出典: 擬声語 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0