歪める
ゆがめる異読 いがめる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to bend
文例 · 用例
都べての奇異な談は大概浅人妄人無学者好奇者が何か一寸した事を語り歪めるから起るもので、語り歪めの大好物な人は現在そこらに沢山転がっている至ってお廉いしろ物であるから、奇異な談は出来|傍題だ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
」と、顔を歪める刹那にお三は例の扱い慣れた手つきで赤子の鼻を抓みました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
進藤も石が一つ殖える度毎に嬉しそうに眼を細くしてニコニコして見せるので、意地にも顔を歪める訳に行かん。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
」 吉田は口尻を歪めるようにして、軽く微笑みながら、そんな風にいった。
— 佐左木俊郎 『機関車』 青空文庫
何にも、言葉が解らなくなつてしまつた――などゝ云つて上眼をつかひながら唇を歪めると、何か意味深く、魂胆もあり気に見えたが、どうやらわたしの力では、その英語の大半はトルコ語であるかのやうな始末であるだけだつた。
— 牧野信一 『幽霊の出る宮殿』 青空文庫
母は歪める口を怪しげに動して、「あの、見事な、まあ、御年玉を御戴きだよ」 お俊は再び頭を低げぬ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
「酷く負けて迯げて来ました」「それは好く迯げていらつしやいました」 例の歪める口を窄めて内儀は空々しく笑ひしが、忽ち彼の羽織の紐の偏断れたるを見尤めて、環の失せたりと知るより、慌て驚きて起たんとせり、如何にとなればその環は純金製のものなればなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
虚飾、追従、阿諛、狡猾、因循、愚鈍、冷汗、無智、無能――それぞれ、かういふ名前のついた糸に操られて、手を動かし、脚を投げ、首を振り、眼玉を動かし、口を歪める操り人形に自らを譬へずには居られなかつた。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫
作例 · 標準
怒りのあまり、彼は鉄の棒を素手で歪めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
無理な力が加わり、時計の針が歪められてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は痛みに顔を歪めたが、決して弱音を吐かなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
to bend (the truth)
作例 · 標準
自分の都合の良いように事実を歪めるのは許されない行為だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は証言を歪めて、事件の真相を隠そうとした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
メディアが情報を歪めて伝えることで、世論が誤った方向に誘導されることもある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
to corrupt
作例 · 標準
権力は時に人を歪め、不正に手を染めさせる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の純粋な心は、汚れた環境によって少しずつ歪められていった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの会社の経営者は、私腹を肥やすためにシステムを歪めていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash