柱時計
はしらどけい
名詞
標準
wall clock
文例 · 用例
夫が仰向いて長火鉢の上の柱時計をみながら飛び出した喉豆に掛けた声で「七時かあ」と云つた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
赤シャツはみんなの仕度する間、入口にまっすぐに立って、室の中を見まわしていましたが、ふと室の正面にかけてある円い柱時計を見あげました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
あの蒼白い美しい柱時計がガンガンガンガン六時を打ちました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
腕時計も六時、柱時計の音も六時なのにその針は五時四十五分です。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
若い農夫は、も一度自分の腕時計に柱時計の針を合せて、安心したように蓋をしめ、ぴょんと土間にはね降りました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
柱時計がゆるやかに八時を打った。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
そのなかには肌脱ぎになった人がいたり、柱時計が鳴っていたり、味気ない生活が蚊遣りを燻したりしていた。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
時どき柱時計の振子の音が戸の隙間から洩れてきこえて来た。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の家には、ゼンマイ式の古い柱時計が時を刻んでいる。
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カチコチと音を立てる柱時計が、部屋に穏やかなリズムを与えている。
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新しいリビングには、レトロなデザインの柱時計がよく似合うだろう。
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