ホワイト
ホワイト
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #4305 · 青空 227 例
標準
white
文例 · 用例
なお登ると、俗にホワイト・バーク・パイン(白皮松)と呼ぶ喬木が出てくる、高さは二百尺位に達するのは珍らしくはない。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
ワシントンからマウント・ウェザーの気象台へ見学に出かけた田舎廻りのがたがた汽車はアメリカとは思われない旧式の煤けた小さな客車であったが、その客車が二つの仕切りに区分されていて、広い方の入口には「ホワイト」、狭い方には「カラード」という表札が打ってある。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
自分は少し考え込んだが、どう考えてもホワイトではないからと思ってカラードの方に這入った、そうして真黒なレデーの一人と相乗りで淋しい田舎の果へと揺られて行った。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
ホワイトマンによって教練された女達のなかにまじって、十九世紀の万国旗に包まれた太田ミサコが船出する。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
ホワイトナイルの岸べに生まれたある黒んぼ少年の数奇な冒険生涯を物語る続きものの映画を中学校の某先生が黄色い声で説明したものである。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
ウンター・デン・リンデンを歩いている女と、タウエンチーン街を歩いている男と、ホワイトハウスの玄関をはぎ合わせたりするような事はそもそも宵の口のことであって、もっともっと美しい深い内容的のモンタージュはいかなる連句のいかなる所にも見いだされるであろう。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
ぼくは木犀らしいと思ったが、後できいたら、ホワイトローズだった。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
テーブルへ来たホワイトローズの甘い匂いをさせているおっとりとした女が十九ときいてあきれかえって眼をしばたいているのには眼もくれず、隣のテーブルで、どう考えても一調子高すぎると思われる下手な東京弁で大学生が口説くのを、腕組みしながらフン/\ときいている額のひろい冷い感じの女にじっと眼を注いでいた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
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