静索
せいさく
名詞
標準
standing rigging
文例 · 用例
とっさに私は後檣の横静索(註七五)に跳びついて、索を手繰りながらずんずんと攀じ登り、檣頭横桁に腰を下すまでは息もつかなかった。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
そして、どうしようかと明かに躊躇した後、彼もまた横静索に大儀そうに掴まって、短剣を歯で啣えながら、ゆっくりと苦しそうに登り始めた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
息の詰ったような叫び声と共に、舵手は横静索を掴んでいる手を放して、頭を先にして海の中へ落ち込んだのである。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
この上衣とシャツとは急に体をぐいと動かして切り取り、それから右舷の横静索を伝って再び甲板に戻った。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
私は心弱くなっていたので、イズレールがついさっきそこから落ちた、水の上へ差し懸っている左舷の横静索を、再び伝って降りる気にはどうしてもなれなかったのだ。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
――船で静索や支索を張ったりその他の目的に用いる締索を通す三箇の孔のあいている滑車。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
――檣を左右側方に支持するために檣頭から両舷へ張ってある静索。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
作例 · 標準
帆船の甲板で、乗組員たちが緩んだ静索を締め直す作業に追われている。
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強風に耐えられるよう、マストを支える静索には頑丈なワイヤーが使われている。
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長年の潮風による劣化で静索が切れかかっており、交換が必要な状態だ。
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