独り立ち
ひとりだち
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
being independent
文例 · 用例
その邪鬼の口供の概略をあげてみると、喬生は、伏して念う、某、室を喪って鰥居し、門に倚って独り立ち、色に在るの戒を犯し、多欲の求を動かし、孫生が両頭の蛇を見て決断せるに効うこと能わず、乃ち鄭子が九尾の狐に逢いて愛憐するが如くなるを致す。
— 田中貢太郎 『牡丹燈記』 青空文庫
その邪鬼の口供の概略をあげてみると 喬生は、伏して念う、某、室を喪って鰥居し、門に倚って独り立ち、色に在るの戒を犯し、多欲の求を動かし、孫生が両頭の蛇を見て決断せるに傚うこと能わず、乃ち鄭子が九尾の狐に逢いて愛憐するが如くなるを致す。
— 田中貢太郎 『牡丹燈籠 牡丹燈記』 青空文庫
トッテン青年は、これによりソフトが商品として独り立ちする流れが加速されるのではないか、と考えた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
どうして四十になっても独り立ちの出来ないような不幸な娘を連れていて――それを思うと、おげんは自分を笑いたかった。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
日本の民衆の凡庸層は、お上の胆煎りで自分達が独り立ちでやれることなら何でも好んでやりたがる。
— 戸坂潤 『思想動員論』 青空文庫
節子の精神が独り立ちの出来るまでに彼女を養い育てたという気もした。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
ルービンスタインには、ソフトウエアはやがて独り立ちした商品となるという確信があった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
JS―WORDの移植を断ったはずのジャストシステムが独自の製品を発表することを承知していなかったアスキーは、彼らの独り立ちに向けた試みを快く思わなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
作例 · 標準
大学を卒業して就職が決まり、来月から都内のアパートで自立した生活を送る独り立ちの日が来る。
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彼は10年間の厳しい修行を終え、ようやく自分の店を構えて職人として独り立ちした。
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いつまでも親の援助を頼っていては、精神的な独り立ちができないと彼は自分を律した。
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標準
standing on one's own feet (without the use of crutches, etc.)
作例 · 標準
足の怪我で長く入院していた彼が、リハビリの末についに松葉杖なしで独り立ちした。
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牧場で生まれたばかりの仔牛が、震える足で懸命に独り立ちしようとする姿に感動した。
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幼い弟が、支えなしで自分の足だけで初めて独り立ちできた瞬間、家族全員で拍手した。
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