農用
のうよう
名詞-の形容詞
標準
agricultural
文例 · 用例
どこにも座敷がない、あっても泊客のないことを知った長廊下の、底冷のする板敷を、影のうように、我ながら朦朧として辿ると……「ああ、この音だった。
— 泉鏡花 『鷭狩』 青空文庫
きのうようやく印鑑が来たという話があった。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
かうして、短い冬の日が暮れると、こんどは自分の家へ帰るやうな顔つきをして、夕闇の中に浮浪者のうようよとしてゐる浅草田中町へ戻つて来るのであつた。
— 武田麟太郎 『大凶の籤』 青空文庫
――今も人のうようよと吐きだされる会社の門を、僕もその一人となって吐きだされてきたのです。
— 池谷信三郎 『橋』 青空文庫
入室と聞いて成瀬は、それが始めてのことであるだけに余計強く心に響き、病み衰へて死と生の間をさまよつてゐる病人や、半ば腐ち果てた重病者達のうようよとした病室内の光景が思ひ描かれて、はやその方へ一歩を踏み出した自分を意識しなければならなかつた。
— 北條民雄 『癩を病む青年達』 青空文庫
潮の引く時|泥土は目のとどく限り引続いて、岸近くには古下駄に炭俵、さては皿小鉢や椀のかけらに船虫のうようよと這寄るばかり。
— 一名 東京散策記 『日和下駄』 青空文庫
潮の引く時|泥土は目のとゞく限り引続いて、岸近くには古下駄に炭俵、さては皿小鉢や椀のかけらに船虫のうようよと這寄るばかり。
— 永井荷風 『水 附渡船』 青空文庫
今度それらを纏めるに当たって、著しく重複になるところを削除し、一部筆を加え、なるべく全体として形がととのうようにつとめた。
— 中谷宇吉郎 『「寺田寅彦の追想」後書』 青空文庫
作例 · 標準
農用機械の導入により、農作業の効率が大幅に向上した。
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この土地は、農用として長年利用されてきた。
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農用道路は、地域住民の生活に欠かせないインフラだ。
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