似合う
にあう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞頻度ランク #9036 · 青空 1880 例
標準
to suit
文例 · 用例
附け鬚模様の銀|鍍金の楯があなたによく似合うそうですよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
雨催の空濁江に映りて、堤下の杭に漣※寄するも、蘆荻の声静かなりし昔の様尋ぬるに由なく、渡番小屋にペンキ塗の広告看板かゝりては簑打ち払う風流も似合うべくもあらず。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
ギャルソンの客あしらいに多少の薄情さはあっても、それがいつも芝居の舞台のように陽気に客を吹き流して行くロン・ポアンの店が、妙に春に似合う。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
「もう一ぺんこっちを向いてご覧よ、とても似合うから」 みち子は右肩を一つ揺ったが、すぐくるりと向き直って、ちょっと手を胸と鬢へやって掻い繕った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
また、お決まりの癖が出たね」 長煙管で煙草を一ぷく喫って、左の手で袖口を掴み展き、着ている大島の男縞が似合うか似合わないか検してみる様子をしたのち「うっちゃってお置き、そうそうはこっちも甘くなってはいられないんだから」 そして膝の灰をぽんぽんぽんと叩いて、楽譜をゆっくりしまいかけた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
それに反して、すらりと細い女には横縞の着物もよく似合うのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
あの眼ならショパンの顔に着けても似合うだろうと、そう思った事もある。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
その人は骨組ががっしりして大柄な樫の木造りの扉のような感じのする男で、橙色がかったチョコレート色の洋服が、日本人にしては珍らしく似合うという柄の人でした。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
作例 · 標準
その鮮やかな青いドレス、今日の華やかなパーティーの雰囲気にとてもよく似合っているよ。
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彼は心機一転して短髪にしたことで、以前よりもずっとスーツが似合うビジネスマンになった。
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「私に一番似合う口紅の色を選んでいただけますか」とデパートの美容部員さんに相談した。
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