名号
みょうごう異読 めいごう
名詞
標準
Buddha's name (esp. when used in prayer)
文例 · 用例
この庫裡と、わずかに二棟、隔ての戸もない本堂は、置棚の真中に、名号を掛けたばかりで、その外の横縁に、それでも形ばかり階段が残った。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
ただ忘れてならぬのは六字の名号じゃぞよ』(おくみ、起上って合掌)おくみ『お慈悲は身に染みて身体が浮くようでございます。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
然しその御名号が唱えられぬばっかりに、一度お上人さまにお目にかかってお教えを頂こうと存じましてお探し申して居りました』蓮如『ふむ、それは気の毒とも何ともはや、さては信心退転でもいたしたか』おくみ『退転どころではござりませぬ。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
お互いにお名号に慰められつつ兎も角も、生きて行く手段が肝要じゃ』源右衛門、おさき(涙を流しながら)『有難うございます。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
とある家にて百万遍の念仏会を催し、爺嫗打交りて大なる珠数を繰りながら名号唱えたる、特に声さえ沸ゆるかと聞えたり。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
アドルフ・エルトンの『世界周遊記』(一八三八年版、二巻一三頁)に、シベリアの露人が、新年に試みる指環占の中、竜てふ名号をいう事あるにより、この占法は蒙古より来れりと断じた。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
これは蒙古はインドと支那の文物を伝え、この二国が竜の崇拝至って盛んだから、竜てふ名号は蒙古を経て、二国よりシベリアに入ったとの推定であろう。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
ちょうど夜這いに往って熊公じゃねえかと呼ばるると褌を捨てて敗亡するごとく、南無阿弥陀仏の大聖不動明王のと名号を唱えらるると、いかな悪人をも往生せしめ、難を救わにゃならぬ理窟だ。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
南無阿弥陀仏という名号を唱えることで、救済がもたらされると信じられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は熱心に名号を唱え、仏の教えに耳を傾けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
寺院では、参拝者が静かに名号を繰り返している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
fame
作例 · 標準
彼の名号は、遠く離れた国々にも響き渡った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
かつて、その武将は輝かしい名号をほしいままにした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼が築き上げた名号は、後世まで語り継がれるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
名号(みょうごう)とは、仏・菩薩の称号をさしていう。たとえば禅宗系宗派で用いる「南無釈迦牟尼仏」の文言を釈迦名号と呼ぶことがある。
出典: 名号 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0