未済
みさい
名詞-の形容詞名詞
標準
unfinished
文例 · 用例
それは、いつわりの無い、白々しく興覚めするほどの、生真面目なお約束なのであるが、私が、いま、このような乱暴な告白を致したのは、私は、こんな借銭未済の罪こそ犯しているが、いまだかつて、どろぼうは、致したことが無いと言うことを確言したかったからに他ならない。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
ところで、ストキが、海事局にボーイ長の雇い入れ未済のことと、負傷のこととを申告しやしないかと思うんですがね。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
なぜかというと、彼は絶えず帳簿の出し入れを間違える、検算済みだといって返したのを「あれは未済だったから」と取りに来る。
— 山本周五郎 『思い違い物語』 青空文庫
自然の大叫喚‥‥そのまっただ中にたよりなくもみさいなまれる君たちの小さな水船‥‥やっぱりそれだけだった。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
台所や戸棚の食べ物を盗み出すどころか、戸障子をかじったり、たんすに穴をあけて、着物をかみさいたり、夜も昼も天井うらやお座敷の隅をかけずりまわったりして、それはひどいいたずらのしほうだいをしていました。
— 楠山正雄 『猫の草紙』 青空文庫
――「それそれごましお頭の髪の毛をみさいな」鼻まがりあいつぁよっぽどみょうだ、まっすぐにゃゆかぬ。
— 北原白秋訳 『まざあ・ぐうす』 青空文庫
時として少年の心を噛みさいなむ愛憎の発作は、いかに激しいか想像以上である。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
この罪をバックは知らずして犯したわけだが、ソルレクスがとびかかつてきて肩のところを骨に達するまで三寸ばかりも咬みさいた時に、初めて自分の不注意に気がついた。
— THE CALL OF THE WILD 『荒野の呼び声』 青空文庫
作例 · 標準
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山積みの未済の仕事が残っている。
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計画の未済項目をリストアップした。
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標準
unpaid
作例 · 標準
未済の請求書が溜まってしまった。
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未済の料金を早く支払わなければならない。
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まだ未済の取引がいくつかある。
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