幻辞.com

重油

じゅうゆ
名詞頻度ランク #19545 · 青空 74
1
標準
heavy oil
文例 · 用例
軍国の兵力の強さもある意味ではどれだけ多くの火薬やガソリンや石炭や重油の煙を作り得るかという点に関係するように思われる。
寺田寅彦 喫煙四十年 青空文庫
お この重壓するおほきなまつ黒の集團浪の押しかへしてくるやうに重油の濁つた流れの中を熱した銃身の列が通る無數の疲れた顏が通る。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
これア秘密だろうと思うんだが、千島の一番端の島に、コッソリ大砲を運んだり、重油を運んだりしているそうだ。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
よろしい、いま重油の弁をあけるよ」 弁を預かっていた面長な男が、大きなハンドルをしずかにまわしながら、計器の針の動くのをじっとみつめている。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
ここはその飛行島の機関部―― 重油の弁を巧みに開いて、飛行島のスピードを今二十ノットに上げたばかりの機関部員は、面長の東洋人であった。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
今ごろ、敵の連合艦隊は、大騒ぎで北艦隊と南艦隊とに二分され、ウラジボに向かうやつは、重油をふんだんに焚いて、波を蹴たてて北上しているころだろう。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
これは船が重油を焚いてゐるから、當然油臭い臭氣がするわけである。
海野十三(佐野昌一) 南太平洋科學風土記 青空文庫
主として重油、機械油、リグロイン(?
宮本百合子 石油の都バクーへ 青空文庫