川筋
かわすじ
名詞
標準
course of a river
文例 · 用例
それが都会の新文化の発展に追除けられ追除けられして竪川筋に移り、小名木川筋に移り、場末の横堀に移った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
このように夏|稼ぎの水泳場はたびたび川筋を変えたが、住居は今年の夏前までずっと日本橋区の小網町に在った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
一めん波が菱立って来た放水路の水面を川上へ目を遡らせて行くと、中川筋と荒川筋の堺の堤の両端を扼している塔橋型の大水門の辺に競走のような張りを見せて舟々は帆を上げている。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
古昔は水の清かりしをもて人の便とするところとなりて、住むもの自ら多かりけむ、この川筋には古き器物を出すこと多し。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
幅は然のみ濶からぬ川ながら、船の往来のいと多くして、前船後船|舳艫相|啣み船舷相摩するばかりなるは、川筋繁華の地に当りて加之遠く牛込の揚場まで船を通ずべきを以てなり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
野宿第一夜四月二十日の午后四時|頃、例の楢ノ木大学士が「ふん、此の川筋があやしいぞ。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
たしかにこの川筋があやしいぞ」とひとりぶつぶつ言ひながら、からだを深く折り曲げて眼一杯にみひらいて、足もとの砂利をねめまはしながら、兎のやうにひょいひょいと、葛丸川の西岸の大きな河原をのぼって行った。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
野宿第一夜四月二十日の午后四時|頃、例の楢ノ木大学士が「ふん、この川筋があやしいぞ。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
作例 · 標準
この辺りの川筋は、昔から大きく変わっていないらしい。
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地図で新しい橋の場所を確認するため、川筋をたどった。
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大雨の後、川筋が一部氾濫して田んぼが水浸しになった。
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漁師は長年、この川筋を知り尽くしている。
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