姉御
あねご
名詞
標準
elder sister
文例 · 用例
」 立合の手合はもとより、世擦れて、人馴れて、この榎の下を物ともせぬ、弁舌の爽な、見るから下っ腹に毛のない姉御も驚いて目を※った。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」さすがの姉御も洞中の闇に処して轟々たる音の凄じさに、奥へ導かれるのを逡巡して言ったが、尋常ならぬ光景に感ずる余り、半ばは滝太郎に戯れたので。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 ずッと寄ると袖を開いて、姉御は何と思ったか、滝太郎の頸を抱いて、仰向の顔を、「どれ、」 燈は捧げられた、二人はつくづくと目を見合せたのであった。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
ちょうどこの国へ参りがけに加州を通りまして、あすこであの白魚の姉御にも逢いました。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
一体富山でしばらく働いたそうでござりますに、貴方をお見着け申さなんだのは、姉御が一代の大脱落でござりましょう。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
殊に千破矢様というのがその後へおいでなすったという風説、白魚の姉御がいった若様なんで、味方の大将を見殺にはされません。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
お目に懸って、いよいと貴方でございます日にゃあ、こっちの嬢さんは御主人なり、一方にゃあ姉御がいった若様もいらっしゃる。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
姉御の先見|露違わずだ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日姉御について考えている。
姉御という言葉は日本語で重要だ。
彼は姉御の意味を理解している。
この文には姉御が含まれている。