破竹
はちく
名詞
標準
breaking bamboo
文例 · 用例
「胃」 彼れは破竹の勢でべちや/\に潰れた皮袋のやうなものを取上げて臺の上に置いた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
今までは瑣々たる問題にも、きわめて丁寧にいらえしつる余が、このころより官長に寄する書にはしきりに法制の細目にかかずろうべきにあらぬを論じて、ひとたび法の精神をだに得たらんには、紛々たる万事は破竹のごとくなるべしなどと広言しつ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
一体何という藪だ、破竹か、孟宗か、寒竹か、あたまから火をつけて蒸焼にして噛ると、ちと乱だ。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
今までは瑣々たる問題にも、極めて丁寧にいらへしつる余が、この頃より官長に寄する書には連りに法制の細目に※ふべきにあらぬを論じて、一たび法の精神をだに得たらんには、紛々たる萬事は破竹の如くなるべしなどゝ廣言しつ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
「W」の側のこの日の優勢は、何か目に見えぬ、凡そ予想もつかなかつた破竹の勢ひであつた。
— 牧野信一 『サクラの花びら』 青空文庫
豚に脱帽す6・29(夕) 独逸の軍隊が破竹の勢で東部仏蘭西に攻め込んだ時、そこらに住まつてゐた仏蘭西の住民は、予てから独逸人が吝つたれで、慾深で、有る程のものは掻つ払はずには居られない癖を知つてゐるので、てんでに財産を慝まふのに智慧を絞つたものだ。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
依然として自由主義に止つた諸國家も、第二次大戰起り、ドイツのフランス、イギリスにたいする緒戰の壓倒的勝利、さてはドイツの破竹の進撃にたいするソ連の頑強なる抵抗を見るにおよんで、自由主義をもつてしては到底統制主義の高き能率に匹敵し得ざることを認め、急速に方向を轉換するに到つた。
— 石原莞爾將軍の遺書 『新日本の進路』 青空文庫
しかるに破竹の勢いでパリの前面まで侵入したドイツ軍はマルヌ会戦に破れて後退、戦線はスイスから北海に及んで交綏状態となり、東方戦場また決戦に至らないで、遂に万人の予想に反し四年半の持久戦争となった。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
作例 · 標準
その軍隊は**破竹**の勢いで敵陣を突破した。
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彼のアイデアは**破竹**の勢いで広まっていった。
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「わー!この勢いは**破竹**のようだね!」
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