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微睡む

まどろむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
1
標準
to doze (off)
文例 · 用例
そうして身動き一つ出来ず、微睡むことも出来ないままに、離れ離れになって悶えている私たち二人の心を、窺視に来るかのように物怖ろしいのでした。
夢野久作 瓶詰地獄 青空文庫
狂ほへる酒に夢みる情緒と、あたゝかき抱擁に微睡む官能とは、時來るや突如として眼覺め、振盪して微妙なる音樂を節奏し、閃めき來つて恍惚たる繪畫を點綴す。
石川啄木 女郎買の歌 青空文庫
日はわびしげに四辻の巷にうるみ、都路はもの疲れしてたゆげにも微睡むここち。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
四 とろとろと微睡むかと思うと、お増はふと姦しい隣の婆さんの声に脅かされて目がさめた。
徳田秋声 青空文庫
ほんの一時間か二時間、微睡むつもりでいたのに、私が眼を醒ました時はもう夕方とみえて、天井には電気が、……さすがに電気はないとみえて、これも故国の習慣なのかも知れません、部屋の隅には金の燭台に大きな西洋|蝋燭が、二つも朦朧と照らしているのです。
橘外男 墓が呼んでいる 青空文庫
我輩は半分しか寝ない」 と夕食後一時間ばかり微睡むことは棚へ上げて、大いに主張した。
佐々木邦 ガラマサどん 青空文庫
エホバはなんじの足のうごかさるるを容したまはず、汝を護るものは、微睡みたまふことなし、視よ、イスラエルを守りたまふものは、微睡むこともなくねぶることもなからん。
太宰治との愛と死のノート 雨の玉川心中 青空文庫
そこには何かしら、或る物なつかしい、昔々母の懐中でまどろむやうな、或はまた焚火の温暖を恋するやうな、人間情緒の本質に遺伝されてる、冬の物侘しい子守唄の情緒がある。
萩原朔太郎 冬の情緒 青空文庫
作例 · 標準
電車の中で、つい微睡んでしまった。
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猫はソファの上で、気持ちよさそうに微睡んでいる
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彼は会議中に、うとうとと微睡んでいた。
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微睡む(まどろむ) — 幻辞.com