内面描写
ないめんびょうしゃ
名詞
標準
psychological depiction of a literary character
文例 · 用例
宮地嘉六氏と内藤辰雄氏の鞭撻のお蔭で、かなり力の入れどころも知ったように思ったが、八月号の「新興文学」誌上で、宮島新三郎氏から、内面描写が足り無いという評を受けてからは、私は自分の力がスプリングのように撥ね上がったように思った。
— ――文壇苦行記―― 『骨を削りつつ歩む』 青空文庫
その癖、小説にはこの内面描写が非常に必要なのである。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
徳田秋声君のものにも、深い内面描写をしたものが二三ある。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
外面から行つた内面描写ではあるが……。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
この内面描写も、矢張、始めはスケツチで、沢山に/\やつて見る。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
そしてそれを内面描写の方へ持つて行つた。
— 田山録弥 『初冬の記事』 青空文庫
ピカソの内面描写の変転痛苦を、才人と呼ぶ人が多いが、盲人の哀れさと思う。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
またこれを精神病理の側から見ても、当時の精神病医シッコルスキイらも指摘したように、狂躁状態の内面描写――ことに正常な意識と病的な意識との並存状況の精緻きわまる浮彫りにおいて、古典的価値を有するものとされている。
— 神西清 『「あかい花 他四篇」あとがき』 青空文庫
作例 · 標準
その小説は、主人公の繊細な内面描写が評価されている。
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彼の作品は、登場人物の内面描写が非常に深い。
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内面描写を通して、読者は登場人物の感情に共感する。
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