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トレモロ

トレモロ
名詞
1
標準
tremolo
文例 · 用例
この私の弱い骨を、暖いトレモロで満たして下さい。
中原中也 寒い夜の自我像 青空文庫
これに反して、同じ北斎が自分の得意の領分へはいると同じぎざぎざした線がそこではおのずからな諧調を奏してトレモロの響きをきくような感じを与えている。
寺田寅彦 浮世絵の曲線 青空文庫
紅毛人の言葉を借りれば、芭蕉の情調のトレモロを如実に表現した詩語である。
芥川龍之介 芭蕉雑記 青空文庫
その中に歌ふトレモロ――秋の初風。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
思いがけなく藪陰から提琴の好い音が響いたり、気どったトレモロが聞こえたりします。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
高音部のトレモロ、マイナーのアルペジオ。
久坂葉子 華々しき瞬間 青空文庫
ドン・ホアンにとつては、その愛する者は、嚴密な倫理的意義から云へば、人格ではなくて唯彼の魂にトレモロを準備するための器械である。
阿部次郎 三太郎の日記 第二 青空文庫
作例 · 標準
ギターのトレモロアームを使うと、音に独特の揺れやビブラートを加えられる。
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彼のヴァイオリン演奏は、繊細なトレモロが聴衆を魅了した。
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ピアノのトレモロ奏法は、高速で鍵盤を交互に叩き、音を震わせる。
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