西南
せいなん異読 にしみなみ
名詞頻度ランク #25678 · 青空 692 例
標準
south-west
文例 · 用例
龜は落ちついて、「あなたはどうも陸上の平面の生活ばかりしてゐるから、目標は東西南北のいづれかにあるとばかり思つていらつしやる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
私たちの、これから溯ろうという、東俣の谷と、西俣の谷とは、下流三里のところで一つになり、初めて田代川――馬子唄で名の高い、海道一の大井川の上流――となって、西南の方向へと、強い傾斜を走って行くのである。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
急峻な登りを行く、雲は赤石山を包み隠して、西南にその連嶺の西河内岳の一角を現わした、さすがに富士山のみは、深くまつわる山を踏み踰えて、ひとり高く半天に立っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
不二の嶺のいや遠長き山路をも妹許訪へば気に呻はず来ぬ 富士の西南の麓、今日、大宮町浅間神社の境内にある湧玉池と呼ばれる湛えた水のほとりで、一人の若い女が、一人の若い男に出会った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
更に西南諸島の方言では、p音になっているところがある(「花」をパナ、舟をプニなど)。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
その瞬間、磁石の針がくるりと廻って、東西南北の空間地位が、すっかり逆に変ってしまった。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
まして祖父を見た事のない、あるいは朧気にしか覚えていない子供等には、会津戦争や西南戦争時代の昔話は書物で見る古い歴史の断片のようにしか響かないだろう。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
」 西南角の土塁の彼方には、遙かに、草原と、黄土の上の青畑と、団栗や、楢や、アカシヤの点々たる林が展開していた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
西南の空に低く輝く一番星を一人で見上げながら、遠く離れた故郷で暮らす家族に思いを馳せた。
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大型の台風は進路を急激に西南へと変え、このままの勢力を維持して九州地方に接近する恐れが出てきた。
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キャンパスの西南の端に位置するレンガ造りの図書館は、静かな環境を好む学生たちの格好の憩いの場だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
西南(せいなん) 西と南の間の方角→南西を参照 学校法人西南学院 西南学院大学 西南学院中学校・高等学校 西南学院小学校 学校法人西南女学院 西南女学院大学 西南女学院中学校・高等学校 西南地方(九州に同じ。明治維新以降、九州を「西南」(西南地方)、奥羽を「東北」(東北地方)と改めた) 西南戦争 中華人民共和国の西南地方→中国西南部 西南街道 - 中国の街道弁事処。 西南鎮 - 中国の鎮。 「西南」で始まるページの一覧
出典: 西南 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0