行方
ゆくえ
名詞頻度ランク #4917 · 青空 2468 例
標準
(one's) whereabouts
文例 · 用例
妻は二兒を殘して家を去り、杳として行方を知らず。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
どう考えてもこの蒲団の行方は分からない。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
かの嚴肅なるお婆さんをも、また品行方正の聖人をも、なに恐れんやといふやうなかなりの勇者になつてゐるのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
お爺さんは、無言で雀の行方を眺めてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
父の行方の心配、都に小娘一人住みの危うさ、とうとう姫も決心して国元へ帰ろうとほとんど路銀も持たずただ一人、この街道を踏み出して来たのでした。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
斯くまでに師は恋しかりしかど、夢さら此人を良人と呼びて、共に他郷の地を踏まんとは、かけても思ひ寄らざりしを、行方なしや迷ひ、窓の呉竹ふる雪に心|下折れて我れも人も、罪は誠の罪に成りぬ、我が故郷を離れしも我が伯母君を捨てたりしも、此雪の日の夢ぞかし。
— 樋口一葉 『雪の日』 青空文庫
大都市の冬に特有な薄い夜霧のどん底に溢れ漲る五彩の照明の交錯の中をただ夢のような心持で走っていると、これが自分の現在住んでいる東京の中とは思えなくなって、どこかまるで知らぬ異郷の夜の街をただ一人こうして行方も知らず走っているような気がして来た。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
」 と言つて父もにはかに吃驚し、急に大騷ぎを始めたけれど、もはや牧水氏の行方はわからなかつた。
— 萩原朔太郎 『追憶』 青空文庫
作例 · 標準
警察は、失踪した彼の行方を必死に追っている。
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連絡が取れない友人の行方が分からず、心配している。
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台風で遭難した船の行方は、まだつかめていない。
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標準
destination
作例 · 標準
電車の遅延で、今日の旅行の行方が心配になった。
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彼の旅はまだ始まったばかりで、その行方は誰も知らない。
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「さあ、次の行方はどこにしようかな?」と彼は地図を広げた。
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標準
outcome
作例 · 標準
裁判の行方は、証拠の提出にかかっている。
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このプロジェクトの行方は、今後の会議で決定されるだろう。
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選挙の行方を固唾を飲んで見守った。
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future
作例 · 標準
若者たちは、日本の行方を真剣に考えている。
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不安定な世界情勢が、経済の行方に暗い影を落としている。
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彼の才能が、この会社の行方を左右するかもしれない。
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ウィキペディア曖昧さ回避
行方(ゆくえ、なめがた、なめかた、なみかた、ゆきかた、ぎょうほう) 行く方向、未来。読みは「ゆくえ」 地名 行方市 - 茨城県の市。読みは「なめがた」。 行方郡 - 平成の大合併で行方市が発足するまでの間、存在した郡。 行方郡 - 磐城国にあった郡。読みは「なめかた」。郡制施行に伴い福島県相馬郡となり消滅。 行方 (奈義町) - 岡山県勝田郡奈義町の地名。読みは「ぎょうほう」。豊並村も参照。 人名 日本の姓のひとつ。 行方尚史 - 将棋棋士。 日本の名のひとつ。現代ではあまりみられない。 二階堂行方 - 鎌倉時代の御所中雑事奉行。
関連項目
出典: 行方 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0