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店先

みせさき
名詞頻度ランク #24439 · 青空 1276
1
標準
storefront
文例 · 用例
片町に更紗染めるや春の風 町の片側に紺屋があって、店先の往来で現に更紗を染めているという句であるが、印象としては、既に染めた更紗を、乾燥のために往来へ張り出していると解すべきであろう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
心よく晴れた夕方など、亭主はこの幼時を大事そうに抱いて店先をあちこちしている。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
自分の小説が何かに出ると、方々の雑誌屋の店先で小説月評といったような欄をあさって見るが、いつでも失望するにきまっていた。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
いつか偶然に出くわしてからは通りがかりに声を掛けていたが、この頃では寄るとゆるゆる店先へ腰を下ろして無駄話をして行く。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
美しさを競うて飾り立てた店先を軒ごとに覗き込んでいた。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
竹村君はこうして店先を覗くのが一つの楽しみである。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
陰気な根津辺に燻ぶっていて、時たま此処らの明るい町の明るい店先へ立つと全く別世界へ出たような心持になって何となく愉快である。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
水菓子屋の目さめるような店先で立止って足許の甘藍を摘んでみたりしていたが、とうとう蜜柑を四つばかり買って外套の隠しを膨らませた。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
作例 · 標準
「八百屋の店先には、朝採れたばかりのみずみずしい大根や人参が並んでいる。」
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「雨が降り出したので、しばらくの間、軒のある店先で雨宿りをさせてもらった。」
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「店の看板犬が店先で丸くなって寝ていて、通りかかる人たちの心を和ませている。」
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