兎肉
とにく
名詞
標準
rabbit meat
文例 · 用例
兎肉とキヤベツと玉葱と胡瓜。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
兎肉の能毒について『本草綱目』に種々述べある。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
陶弘景は兎肉を羹とせば人を益す、しかし妊婦食えば子を欠唇ならしむと言うた。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
彼はプルタルコスのいうところによれば、たぶん兎肉の常用によって家族の健康を保ったのである。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
水無瀬は何となく生きて行くことにくさくさして来た。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
つまり飮酒の習慣からして、次第に神經が圖太くなり、物事に無頓着になり、詰らぬことにくよくよしなくなつて來るのである。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
砂の一とこが円くぽとっとぬれたように見えてそこに指をあててみますとにくにく寒天のようなつめたいものでした。
— 宮沢賢治 『サガレンと八月』 青空文庫
ですから、冬は、春・夏・秋という、長い長い昼のあとにくる、夜みたいなものです。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『年とったカシワの木のさいごの夢』 青空文庫