獣肉
じゅうにく
名詞
標準
animal flesh
文例 · 用例
それが猛獣肉薄の場面を呼出したかもしれない。
— 寺田寅彦 『夢判断』 青空文庫
肉類の中の結核 獣肉中に結核の有無を見るには従来ただこれを切開して吟味するより外に手段はなかったが、近頃ある人がX光線で透して見てすぐに病所の有無を知る事を発見した。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
例えば、今から二十年ほどまえまでは池上の店で店長の食事の賄には、店の守神に忌みあるを嫌って、獣肉を一切使わせなかった。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
店員の食事に獣肉を混ぜて食うのは一向、忌に触れないばかりでなく、店員の身体もよくなり能率も挙るだろうと主張した。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
玉ねぎや馬鈴薯に交じって椰子の実やじゃぼん、それから獣肉も干し魚もある。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
生のままの肉やロースにしたのや、さまざまの獣肉を店頭に吊した処には、二人の壮い男がいて庖丁で何かちょきちょきと刻んでいた。
— 田中貢太郎 『港の妖婦』 青空文庫
まず虎が恩を人に報じた例を挙げると、晋の干宝の『捜神記』に廬陵の婦人蘇易なる者善く産を看る、夜たちまち虎に取られ、行く事六、七里、大壙に至り地に置き蹲りて守る、そこに牝虎あり難産中で易を仰ぎ視る、因って助けて三子を産ましめると虎がまた易を負うて宅へ還し、返礼に獣肉を易の門内に再三送ったと見ゆ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
安南人また信ず虎王白くて人を啖わず、神山に隠れ棲む処へ子分ども諸獣肉を献上す、また王でなく白くもない尋常の虎で人を啖わずいわば虎中の仙人比丘で神力あり人を食うほど餓うればむしろ土を食うのがある。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
山で獲れた猪や鹿の獣肉を使ったジビエ料理を堪能した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
昔の日本では、仏教の影響で獣肉を食べることを避ける風習があった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
獣肉は脂肪が少なくて栄養価が高いため、健康志向の人々に注目されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview