米穀
べいこく
名詞頻度ランク #35462 · 青空 109 例
標準
rice
文例 · 用例
ドンナイ河に翩々と帆かけた米穀輸出船は彼の指揮によって饑饉と、戦禍の彼の本国に積出された。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
旱魃を免れた県には、米穀県外移出禁止というような城壁が築かれてはいるが、表門は閉っていても、裏のくゞり戸があいているので、四斗俵ならぬ三斗五升いりの袋ならその門を通過させてもらえるのだと笑っていた。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
いつの時代にか南洋またはシナからいろいろな農法が伝わり、一方ではまた肉食を忌む仏教の伝播とともに菜食が発達し、いつとなく米穀が主食物となったのではないかというのはだれにも想像されることである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
俵の数は約二百俵、五十|石内外の米穀なれば、機関室も甲板の空処も、隙間なきまでに積みたる重量のために、船体はやや傾斜を来して、吃水は著しく深くなりぬ。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
この辺は、いまから七、八百年も前からひらけて、津軽の豪族、安東氏の本拠であつたといふ説もあり、また江戸時代には、その北方の小泊港と共に、津軽の木材、米穀を積出し、殷盛を極めたとかいふ話であるが、いまはその一片の面影も無いやうである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
第一予審調書に依れば、被告は相当な御礼寄進をなさざれば、直ちにお使いの白狐が飛び出して田畑を荒らし、その他再び病気を発するなど、顕然なる罰を受けるものと称して、金銭、米穀、反物、田畑、山林などを寄進せしめ、これを私有し、贅沢なる暮らしをしていたではないか?
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
金銭のみが財産にあらず、殷紂は宝玉金銀の中に焚死し、公孫※は米穀の中に自滅せり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
お品がそれ程苦勞した米穀の問題が其の死後四五|年間の惨憺たる境遇から漸く解決が告げられようとしたのである。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
米穀通帳が使われていた時代を知る高齢者が、当時の食糧事情について語ってくれた。
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その米穀店では、全国各地の珍しいブランド米を量り売りしており、こだわり派の客で賑わっている。
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政府は食糧安全保障の観点から、主要な米穀の備蓄量を一定水準以上に保つ義務がある。
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ウィキペディア曖昧さ回避
米穀(べいこく) 穀物である米 米等の穀物 米穀店‐これらを取り扱う販売店。
出典: 米穀 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0