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満堂

まんどう
名詞
1
標準
the whole audience
文例 · 用例
」 といまだ謂いもはてざるに、満堂たちまち黙を破りて、哄と諸声をぞ立てたりける、喧轟名状すべからず。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
さすが高位の御身とて、威厳あたりを払うにぞ、満堂|斉しく声を呑み、高き咳をも漏らさずして、寂然たりしその瞬間、先刻よりちとの身動きだもせで、死灰のごとく、見えたる高峰、軽く見を起こして椅子を離れ、「看護婦、メスを」「ええ」と看護婦の一人は、目を※りて猶予えり。
泉鏡花 外科室 青空文庫
」 といまだいひもはてざるに、満堂|忽ち黙を破りて、哄と諸声をぞ立てたりける、喧轟名状すべからず。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
階を登れば老侠客|莞爾として我を迎へ、相見て未だ一語を交はさゞるに、満堂一種の清気|盈てり。
北村透谷 三日幻境 青空文庫
女の子は唯言葉なく出でゆくを、満堂の百眼、一滴の涙なく見送りぬ。
森鴎外 うたかたの記 青空文庫
が、ビェリンスキーやドブロリューボフを祖述する二葉亭の文学論は当時の女学生の耳には(恐らくは今の女学生にも)余りに高遠|深邃であって、満堂殆んど耳を傾くるものが一人もないのに失望していくばくもなく罷めた。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
……」 満堂はまたことごとく喝采した。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
真に満堂割るる許りの喝采で、中には「朝倉男爵万歳」とまで褒める者も有った。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫
作例 · 標準
彼の講演が終わると、満堂の聴衆から惜しみない拍手が送られた。
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その感動的な舞台に、満堂の観客が涙した。
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満堂を埋め尽くしたサポーターたちが、選手の登場を待ちわびる。
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