気が弱い
きがよわい
表現形容詞
標準
timid
文例 · 用例
一見突慳貪にも見えるけれど、実は寧ろ気が弱い迄に見解の博い人である。
— 中原中也 『萩原朔太郎評論集 無からの抗争』 青空文庫
貴郎は気が弱いから可厭さ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
大変気が弱いということは記憶に止めて置く必要がある。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
気が弱いと云はうか、それよりも、まあ、優しい気だてだつたと云つて置かう、わしがS家から逃げておかあさんの処へ向つたのも、自然、親を責めさうな機運を意識して、却つてそこから廻逃したのだな。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
母は気が弱いので、既う目尻を袖口で拭つて、何か独りで囁吩けられたなりに、大鍋をガチヤ/\させて棚から下してゐた。
— 石川啄木 『刑余の叔父』 青空文庫
―― 私にしても仮にこの雪代夫人と……「でも、小父さんは気が弱いんですね、――あの、お久さんの頸の下が三寸ばかり、きれいで……似ているって、」 耳朶をほんのり染めつつ、「私のここへ――倒れて泣いたんです。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
ことに父なきあとの一人の母、それだから省作はもう母にかけてはばかに気が弱い。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
お光さんもさすがに心を取り直して、「まァかわいらしいこと、やっぱりこんなかわいい子の親はしあわせですわ」「よいあんばに小雨になった、さァ出掛けましょう」 雨は海上はるかに去って、霧のような煙のような水蒸気が弱い日の光に、ぼっと白波をかすませてるのがおもしろい。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
作例 · 標準
彼は気が弱いから、みんなの前で自分の意見を言うのが苦手だ。
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「私なんて…」といつも消極的で、少し気が弱いところがある。
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上司に叱られた後、彼女はしょんぼりして、気が弱い一面を見せた。
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初めての海外旅行で、気が弱い弟は出発前から不安そうにしていた。
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