紋切り型
もんきりがた
名詞-の形容詞名詞
標準
formulaic
文例 · 用例
だが、近所の評判を聞くと、万次郎という奴はもちろん褒められてもいねえが、取り立てて悪くも云われねえ、世間に有りふれた次三男の紋切り型で、道楽肌の若い者というだけの事らしいのです」「大津屋の重兵衛はどうだ。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
彼等は口のさきで紋切り型の台詞をならべるのでは無くて、生きた証拠をたずさえて飛び込んで来たのであった。
— 異人の首 『半七捕物帳』 青空文庫
お芝居の紋切り型で『抑や初会の其の日より』なぞと、口説き文句も十分にあった事と察せられます。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
粋な芸妓などが柳橋あたりの河岸をあるいている、その背景には柳と蝙蝠を描くのがほとんど紋切り型のようにもなっている。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
きっと型も出来、紋切り型の感情描写もあり、敵が貼り紙をつけた固形物のように扱われた場合もあったろう。
— 宮本百合子 『政治と作家の現実』 青空文庫
お互いに定石を紋切り型に繰り返すだけなら何の変哲もないものになってしまうだろう。
— 野呂栄太郎 『名人上手に聴く』 青空文庫
」こういう場合の紋切り型だ、旗二郎娘へ声を掛けた。
— 国枝史郎 『怪しの館』 青空文庫
すると娘も紋切り型だ。
— 国枝史郎 『怪しの館』 青空文庫
作例 · 標準
彼のスピーチは、紋切り型の表現ばかりで感動が薄かった。
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いつも紋切り型の返答しかしないので、本音を聞き出すのが難しい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この映画のストーリーは紋切り型だが、安心して楽しめる。
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