一筋
ひとすじ
名詞頻度ランク #17564 · 青空 1730 例
標準
one line
文例 · 用例
蝙蝠岳から来る瀬が一筋、ここで合う。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
その石も、樹も、皆、水の威力に牽引されているようで、濶々とした河原に、一筋水が走っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
森谷沢という一筋の小川が、左から流れて、落ちるところあたりから、谷というよりも、沢の方へ近くなり、両側の山の頭が低くなって、天が俄に高くなった。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
見る見るその雲の大隆起の下には、火の川が一筋流れ、余光が天上の雲に反照して、篝火が燃えたようになった。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
六 富士の古道 この前に来たときは、裾野の路という路は、馬力のわだちのあとで、松葉つなぎにこんぐらがり、太く細く、土が掘れたり、盛り上ったりして、行人を迷わせたところに、裾野らしい特色があったが、今は本街道然たる、一筋路が、劃然と引かれて、迷いようもなくなった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
さすがに樹海と草原だけは、劃然と境界されて、樹はかたまって藍をたたえ、草は群がって青をよどむ、樹海から立つ炭焼の煙が一筋ほうと中空に霞む。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
その反対に、あなたが一筋でも低い肉親の血をわたくしにおつなぎのつもりがあったら、それは却ってわたくしから遠ざかりなさることになるのです。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
大衆はのっけに打ってかかってもいいようなものの、昭青年の意気込みには、鯉魚と答える一筋の奥に、男が女一人を全面的に庇って立った死物狂いの力が籠っています。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
作例 · 標準
地平線から一筋の光が差し込み、新しい一日の始まりを告げた。
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彼女の頬を一筋の涙が伝い、静かな決意が伝わってきた。
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荒野を貫く一筋の道が、どこまでも果てしなく続いている。
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標準
earnest
作例 · 標準
彼は二十年間、脇目も振らずに陶芸一筋で生きてきた職人だ。
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初恋の相手を一筋に想い続ける彼女の姿は、周囲を感動させた。
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浮気もせず家庭一筋の夫を持った私は、本当に幸せ者だと思う。
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標準
one bloodline
作例 · 標準
その名家は、鎌倉時代から続く高貴な一筋の血を絶やすことなく守ってきた。
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王家の血を引き継ぐ一筋の家系として、彼は厳格な教育を受けて育った。
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彼は自分がある武将の一筋の流れを汲む末裔であることを誇りにしている。
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標準
ordinary
作例 · 標準
彼女の性格は非常に一筋で、裏表のない付き合いやすい人だ。
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このデザインは一筋な美しさがあり、飽きが来ることがない。
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彼は奇策に頼らず、一筋なやり方で着実に成功を収めた。
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