収容者
しゅうようしゃ
名詞
標準
(prison) inmate
文例 · 用例
之を見た収容者は男泣きに泣いたそうや。
— 岩野泡鳴 『戦話』 青空文庫
所内には新しくラジオが据えつけられ、収容者に聞かせることになった、図書閲覧の範囲が拡大された、近いうちに、巡回活動写真が来る、等々。
— 島木健作 『癩』 青空文庫
――刑務所内の安全週間の無事に終った祝いとして、収容者全部に砂糖入りの団子が配られ、この隔離病舎にだけはどうしたものかそれが配られず、後で炊事担当も病舎の担当もここのことは「忘れて」いたのだ、と聞かされた時、とうとう欝結していたものが一人の若者の口から迸り出た。
— 島木健作 『癩』 青空文庫
名の示すごとく養老院で、収容者のなかで手の動くものは何かの手工芸をして一週間一クロウネずつ貰う。
— 白夜幻想曲 『踊る地平線』 青空文庫
――収容者なし、死亡者誰々――門前に貼り出された紙片に墨汁が乾きむしりとられた蓮の花片が、敷石のうえに白く散っている。
— 峠三吉 『原爆詩集』 青空文庫
おそらく奈良においても、この被収容者をいつまでも徒食せしめることはなかったに相違ない。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
そしてこれらの被収容者は、あたかも京都の悲田院の被収容者がとったと同じような経路をとって、雑役に使用せられ、雑芸雑職に従事したことであろう。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
しかもそれが奈良においては寺院の経営で、今も悲田院という寺院が遺っているほどでもあり、時代がまた社会の落伍者の姿を俗法師に隠すに都合のよい頃であったので、その被収容者が自然仏門に入って、いわゆる声聞の仲間になったと考えられないこともない。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
作例 · 標準
収容者による暴動を警戒し、刑務所内には夜通し厳重な警備体制が敷かれた。
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刑務作業を通じて、収容者に社会復帰のための溶接や介護のスキルを習得させる。
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その収容者は模範囚として認められ、予定よりも刑期が短縮される見込みだ。
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標準
in-patient (hospital)
作例 · 標準
療養所の収容者たちは、週に一度中庭で行われる音楽療法を心待ちにしている。
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インフルエンザの蔓延を防ぐため、病棟の収容者への面会が一時的に制限された。
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長年この施設で暮らす収容者にとって、担当の看護師は家族のような存在だ。
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