被収容者
ひしゅうようしゃ
名詞
標準
(prison) inmate
文例 · 用例
おそらく奈良においても、この被収容者をいつまでも徒食せしめることはなかったに相違ない。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
そしてこれらの被収容者は、あたかも京都の悲田院の被収容者がとったと同じような経路をとって、雑役に使用せられ、雑芸雑職に従事したことであろう。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
しかもそれが奈良においては寺院の経営で、今も悲田院という寺院が遺っているほどでもあり、時代がまた社会の落伍者の姿を俗法師に隠すに都合のよい頃であったので、その被収容者が自然仏門に入って、いわゆる声聞の仲間になったと考えられないこともない。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
そしてそれが悲田院の被収容者と相関係して、いっそう事情が明白にせられる感がある。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
なお非人ということの意味を、もっとも明瞭に説明しうるものは、徳川時代における諸国のお救い小屋の被収容者、特に京都の悲田院の被収容者であります。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
しかるに徳川時代にあっては、その収容所の名称からして、これをお救い小屋とも、または非人小屋とも称し、その被収容者を非人と呼んで、人間仲間には入れないものでありました。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
中にも京都には悲田院というのがあって、諸国から流れて来た気の毒な人々を収容することになっていましたが、その被収容者は、やはり非人と呼ばれたものでありました。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
現に京都の悲田院の被収容者たる、いわゆる「非人」のことを、徳川時代天和頃にできた、『雍州府志』という本には、立派に「悲田院の穢多」と書いてあります。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
作例 · 標準
その刑務所では、被収容者の人権が尊重されている。
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災害時には、避難所に多数の被収容者が出た。
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入管施設には、長期にわたって被収容されている外国人がいる。
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