訴える
うったえる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #5943 · 青空 3522 例
標準
to raise
文例 · 用例
それは動物の本能的な悲哀のように、語るすべもなく訴えるすべもない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
異国の遠い昔に対するあくがれの心持ちや、英雄の運命の末をはかなむような心持ちや、そう言ったようなものが、なんとなく春の怨を訴えるような「無語歌」と一つにとけ合って流れ漂って行くのであった。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
たとえば、何々学院の何々女史とでもいったような者が「子供の純真性は尊い」などと甚だあいまい模糊たる事を憂い顔で言って歎息して、それを女史のお弟子の婦人がそのまま信奉して自分の亭主に訴える。
— 太宰治 『純真』 青空文庫
彼に取って風景は、単に眼に訴える快感、その物のために価値があったのだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
行っちゃいやだよう」 泣き声と一緒に、訴えるような声で叫んで、その小さな手は、吉田の頸に喰い込むように力強くからまった。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
ただ、しゅくしゅく鳴きながら苦しみを訴える鹿の眼の懸命に戸惑う瞳の閃きに一点の偽りもないのを見ると掻き抱いてやり度いようだった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
これが飲食物であるならば、味いがなくてうまいというものは絶対に無いと云えるが、食味の鑑賞と芸術の鑑賞とを全然同感覚に訴える事は出来ないようにも考えられるから、歌の上には味いは無いが面白いことは面白いというような歌があるであろうとも考えられる。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
女が一緒に日本へ行きたいと訴えるのだが、船人のたくましい腕の絆も別離が切って落す。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to appeal to (reason, emotions, etc.)
作例 · 標準
例句
標準
to complain
作例 · 標準
例句
標準
to sue (a person)
作例 · 標準
例句
標準
to resort to (e.g. arms, violence)
作例 · 標準
例句