事業家
じぎょうか
名詞
標準
enterprising man
文例 · 用例
三十四五の、何處か事業家とでも云つた顏立で、その態度の慇懃な内にも、何となく若若しい心の覇氣が感じられる。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
私の母は気性の派手な、負けず嫌いな、その癖|締め括りのない、学者の妻というよりは、まあ事業家の妻にした方が適任と思われる性質の女でした。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
いまに事業家肌の医者になりそうな意志の強い、そして学者風に捌けている青年だった。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
勿論小さな躓跌から大なる悲劇の主人公となツて行倒となツた事業家もあツたらうし、冷酷な世間から家を奪はれて放浪の身となツた氣の好い老夫もあツたらう。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
その上、この学者出の有名な社会事業家は、人格の丸味を一番声調で人に聞き取らせた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
この種の社会事業家によくある好意をもって他人の事情を打診する表情で「お子さんはもう巴里に何年ぐらいになりますかな。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
いまに事業家肌の医者になりさうな意志の強い、そして学者風に捌けてゐる青年だつた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
甚だしい極端の例を擧ぐれば、二十時間乃至二十二時間、或は全一晝夜を通じて張る氣で有り得ることもあり、然樣いふ人も有るが、多數人の實際は其の氣たるや駁雜で、決して純粹では有り得ぬもので有るから、一日夜中に二三時間も張る氣を保ち得るものが有れば、それは上等の事業家であり學者であると云つて宜い位である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、若くして成功を収めた伝説的な事業家として知られている。
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