装飾音
そうしょくおん
名詞
標準
grace note
文例 · 用例
それが、鐘鳴器の鍵盤なんだよ」法水はチカッと装飾音を聴かせて、そこでも二人の意表外に出た。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
この世界にもまた少しも、装飾音のある言葉をならべていない、思うままに彼が辿ろうとしている処に、行きついた感が深い。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
そして装飾音がやさしくためらいながら、旋律の節々にまつわりつくのであった。
— TRISTAN 『トリスタン』 青空文庫
夫人は発端を、低徊するような、聞いていて苦しくなるような緩やかさで、装飾音の一つ一つの間を、不安になるほど長く延ばして弾いた。
— TRISTAN 『トリスタン』 青空文庫
うなだれて歩みながら、彼はなにかちょっとした曲を口の中で歌っている――短かいひとふし、おずおずとなげきながら高まってゆく装飾音、あのあこがれの楽旨である。
— TRISTAN 『トリスタン』 青空文庫
初めは小さな装飾音とグルペッティ(短連符)とを持った田舎ふうの優雅さで、やさしく静かである。
— VIE DE BEETHOVEN 『ベートーヴェンの生涯』 青空文庫
作例 · 標準
ピアノの楽譜には、メロディを豊かにする装飾音がたくさん書かれている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は歌に独特の装飾音を加えて、聴衆を魅了した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この曲の装飾音は、演奏者の技術の見せ所だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
装飾音(そうしょくおん)とは、音楽において、音を揺らしたり付け加えたりすることによって、音を飾ることである。
出典: 装飾音 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0