氷冠
ひょうかん
名詞
標準
ice cap
文例 · 用例
そこから十四マイルばかり氷河のモレインの原を行くと、氷冠にとりつく。
— 中谷宇吉郎 『エスキモーの国から』 青空文庫
日本から持ってきた機械も全部無事届いたので、二、三日このベース・キャンプで準備をととのえて、近く氷冠上二百四十マイルの奥地にある観測地点へ出かけることにしている。
— 中谷宇吉郎 『エスキモーの国から』 青空文庫
この氷冠というのは、大昔から降り積った雪が氷化したもので、面積が日本の六倍、氷の厚さが平均して二千二百メートルという、とんでもない大きい氷の大陸である。
— 中谷宇吉郎 『エスキモーの国から』 青空文庫
もっとも今年の夏は、氷冠の南方に、フランスとスイスの探検隊がやって来ているが、その連中との連絡などは、思いもよらないことである。
— 中谷宇吉郎 『エスキモーの国から』 青空文庫
グリーンランドの氷冠の研究には、アメリカの外に、欧州からも探検隊が来ているが、その方はサンダストロームを基地として、氷冠の南部を調査している。
— 中谷宇吉郎 『エスキモーの国から』 青空文庫
この氷冠上の観測所では、毎日莫大な量の雪をとかして、生活用水にしている。
— 中谷宇吉郎 『エスキモーの国から』 青空文庫
それで氷冠上の長い旅の退屈しのぎに読んでみたが、結論を先にいえば、やはり科学者には、小説は書けないということに落ちついた。
— 中谷宇吉郎 『エスキモーの国から』 青空文庫
私たちは、そこから氷冠上を二百二十マイル奥地へはいったところにある観測地点へ行くのであるが、その旅行は、昨年までは、橇列車であった。
— 中谷宇吉郎 『エスキモーの国から』 青空文庫
作例 · 標準
地球温暖化の影響で、北極圏を覆う巨大な氷冠が記録的な速さで縮小している。
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遠くに見える山々の頂は、夏の間も真っ白な氷冠に覆われて輝いている。
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氷冠の厚さをボーリング調査で測定し、過去数千年の気候変動の推移を解明する。
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