剽悍
ひょうかん
形容動詞名詞
標準
fierce
文例 · 用例
街を、剽悍な蒙古騎兵の一隊が南へ、砂煙を立てながら、風のように飛んで行く。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そして、そう云われてみれば成る程ひどく剽悍そうな体つきをしている、その見知らぬ男の顔をまじまじと眺めたのであった。
— 渡邊温 『薔薇の女』 青空文庫
その時は、北方から剽悍な遊牧民ウグリ族の一隊が、馬上に偃月刀を振りかざして疾風のごとくにこの部落を襲うて来た。
— 中島敦 『狐憑』 青空文庫
その時は、北方から剽悍な遊牧民ウグリ族の一隊が、馬上に偃月刀を振りかざして疾風の如くに此の部落を襲うて來た。
— 中島敦 『狐憑』 青空文庫
毎年秋風が立ちはじめると決って漢の北辺には、胡馬に鞭うった剽悍な侵略者の大部隊が現われる。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
孔子はこの剽悍な弟子の無類の美点を誰よりも高く買っている。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
彼等に附添って一緒に来た、他の剽悍なマノノ人等は、犯人達が街を通って牢へ連れて行かれる途中で、大声に呼びかけた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
骸骨の塔の高さを誇る鼻の種族は、敵を見る事草木の如き剽悍無残の鼻を真っ先に立てて、毒矢毒槍を揮いました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
作例 · 標準
彼は剽悍な顔つきをしており、その場にいるだけで周囲を威圧するようなオーラがあった。
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その部族は剽悍な戦士として近隣諸国から恐れられ、一度も征服されたことがない。
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獲物を狙う鷹の剽悍な眼光をカメラに収めるため、写真家は何時間も岩陰で待った。
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