野雁
のがん異読 ノガン
名詞頻度ランク #44064 · 青空 2 例
標準
bustard (esp. the great bustard, Otis tarda)
文例 · 用例
茶事に用いる三つ羽箒には野雁の尾羽を好しとするが、その中でも黒に白斑のあるのを第一とし、白に黒斑のあるのを第二とし、数寄者は非常に珍重するので、その価も高い。
— 吉良の脇指 『半七捕物帳』 青空文庫
遥か彼方の松に白鷺の群がるのを見れば、ややっ、あれは源氏の白旗ではないかと浮足立ち、海に野雁が鳴けば、敵兵の鬨の声かと顔色を変えた。
— 第八巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
それは、そのころどこかからもらった高価な舶来ビスケットの箱が錠前付きのがんじょうなブリキ製であったが、その上面と四方の面とに実に美しい油絵が描かれていた。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
「あのがんこ者の親父が死ねば、息子が井戸を掘らせてくれるそうだがのオ。
— 新美南吉 『牛をつないだ椿の木』 青空文庫
勘助のがんもどきは割にうまいぞ――むむむむ割にうまいか、これは大沼勘六が事じゃ。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
はい、ぐるぐるまきのがんじがらみ、や、このしょで、転がし出した。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
それはほうきの柄にキャベツのがん首をすげたばけもので、それが縫いとりした衣裳を着せてもらって、魔法つかいの魔法で、息を吹き込んでもらって、動いているだけでした。
— REJSEKAMMERATEN 『旅なかま』 青空文庫
「遠くの方のがんだぞ、汝うまかんべ」おつぎは自分も一|枚を噛り乍らいつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
広大な草原を野雁の群れがゆっくりと歩き、草をついばんでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
冬の渡りの時期には、この湿地で珍しい野雁を見ることができる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
写真家は、日の出と共に飛び立つ野雁の雄大な姿をカメラに収めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash