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戯れ事

ざれごと異読 たわむれごと・ざれこと
名詞
1
標準
prank
文例 · 用例
その場かぎりの戯れ事でも恋愛に関したことはまぶしい気がして、人から見れば見苦しい頑固な男になっているのです。
総角 源氏物語 青空文庫
ただ戯れ事の相手として御自身は顔を外のほうへお向けになり、だれと知れないように宮はしておいでになるので、近ごろ時々話に聞いた大将なのかもしれぬ、においの高いのもそれらしいと考えられることによって、姫君ははずかしくてならなかった。
東屋 源氏物語 青空文庫
旦那は植松のような家に生まれながら、どうしてそんなひそかな戯れ事の秘密を知ったろうと思われるほどの人で、そのお粂の驚きは彼女がささげようとする身を無慙にも踏みにじるようなものであり、ただ旦那が情にもろいとかなんとかの言葉で片づけてしまえないものであったという。
第二部下 夜明け前 青空文庫
当時、何ぴとの構えた戯れ事でございましょうか、天狗の落文などいう札を持歩く者もありまして、その中には「徹書記、宗砌、音阿弥、禅竺、近日|此方ヘ来ル可シ」など記してあったと申します。
神西清 雪の宿り 青空文庫
当時、何ぴとの構へた戯れ事でございませうか、天狗の落文などいふ札を持歩く者もありまして、その中には「徹書記、宗砌、音阿弥、禅竺、近日|此方ヘ来ル可シ」など記してあつたと申します。
神西清 雪の宿り 青空文庫
ウーム……冗談』 平四郎はもう、自分へ云って自分で答えるように呻いて、『すると……其女がこれ程の言葉は皆、戯れ事であったというのか』『もしも、何か貴方のお心に、恋として残るような言葉でも云ったことがあったでしょうか』『――もうよい。
吉川英治 夏虫行燈 青空文庫
何か、戯れ事を、始めるつもりだろう」 満座の顔が、玄明の方を見た。
吉川英治 平の将門 青空文庫
その時は、宿世のふかい縁などとは元より思いもしなかったが、時経て、まして黒衣に身をつつんで後は、そうした戯れ事に似たことも、戯れ事とはなし限れない、罪業を胸に詫びていた。
円明の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
「世界征服なんて、君の戯れ事にも程があるよ」と彼は呆れて言った。
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若い頃の失敗など、今となっては笑って話せるただの戯れ事に過ぎない。
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真剣な議論の最中に戯れ事を言うのは、不謹慎だから慎んでほしい。
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