無げ
なげ
形容動詞頻度ランク #32420 · 青空 0 例
標準
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文例 · 用例
」とお婆さんは事も無げに言つて、澄ましてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
其の人も無げなる事、恰も妓を傍にしたるが如し。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
もはや日没ちかく、残光を浴びて山の峯々が幽かに明るく、線の起伏も、こだわらずゆったり流れて、人生的にやさしく、富士山の、人も無げなる秀抜と較べて、相まさること数倍である、と笠井さんは考えた。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
その時、母は事も無げにこう答えました。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
母親が「今まで、何をしておいでだった」 と訊くと、彼女は「えへへん」と苦も無げに笑った。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
盲人は本意無げに呟けり。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
「どこからです、」「え、」と滝太郎は言淀んで、面の色が動いたが、やがて事も無げに、「何、そりゃ、ちゃんと心得てら。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」といって事も無げに笑った。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
彼は何か言いたげではあったが、結局何も言わなかった。
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彼女は悲しげな瞳で、遠くを見つめていた。
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彼が無げに私を見るので、何か隠しているのではないかと不安になった。
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